試合結果 バンビシャス奈良 59-78 香川ファイブアローズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良に、香川ファイブアローズを迎えました。
奈良のスターティング5は、#0 横江豊選手、#8 薦田拓也選手、#14 クリス・オトゥーレ選手、#24 鈴木大選手、#44 グレッグ・マンガーノ選手。
ここ数試合課題となっていた立ち上がりの時間帯ですが、この日の試合は、チームディフェンスの強度が高く、香川にいいシュートを打たせません。逆に奈良はディフェンスから作ったいい流れで得点を重ねます。インサイドではオトゥーレ選手が奮闘し、薦田選手がアウトサイド、ミドルシュート、ファストブレイクと多彩なオフェンスを見せます。17-13とリードして最初のクォーターを終えました。
2Qもディフェンスの強度は高く、香川のフィールドゴールを16本中4本に抑えます。奈良はこのクォーターだけで6人が得点をあげるチームオフェンスで攻めます。4分が過ぎるころには、ジョーダッシュ・マブンガ選手のオフェンスリバウンドからの流れで、藤髙宗一郎選手がワンハンドダンクを決めて10点のリードを奪います。オフィシャルタイム時点ではこの日最大の13点をリードしました。試合の主導権を握っていたのは奈良でしたが、残り2分を切ったところで、マンガーノ選手が右膝を痛めてベンチに下がるアクシデントがありました。それでも、37-26とリードしてハーフタイムに入ります。
後半に入ると、強度を増した香川ディフェンスを前に、それまで好調だったオフェンスがスローダウンします。チームで作ったシュートではなく、タフショットが増え、シュート確率を落としてしまいます。また、悪いオフェンスで終わることで、相手のオフェンスにリズムを与えてしまいました。このクォーターを8-26とし、トータル45-52と逆転を許してしまいます。
4Q序盤、逆転を狙う奈良のオフェンスは、木村啓太郎選手とオトゥーレ選手が牽引します。両選手ともバスケットカウントからの3点プレーを決め、オフィシャルタイムアウト時には57-61と4点差に迫りました。しかし、その後オトゥーレ選手の5ファウル退場もあり、逆転はかなわず、敗戦となりました。
カレロHCコメント
前半は我々のやりたいバスケットが展開できていたと思います。ですが、2Q終盤のマンガーノ選手のケガから、ガラッと流れが変わってしまいました。マンガーノ選手はチームのトップスコアラーですから、その彼がケガをすると、試合はやはり難しくなってしまいます。そんな状況でも、後半20分間、懸命に戦ってくれた選手たちを誇りに思います。そして、すぐに西宮ストークス戦があります。その試合も難しいものとなるでしょうが、今日の前半できたバスケットを40分間行うことができれば、競り合える相手だと思うので、気持ちを切り替えて、次の試合に臨みたいと思います。
薦田選手コメント
まずは、試合の入りからいい流れをチームに持ってきたいなと思っていました。それが、ポンポンとシュートがまず入って、それから良いディフェンスからトランジションオフェンスという形もあったので、前半は良かったのかなと思います。後半については、グレッグのケガもあったので、僕が得点に絡まないとと思って臨んだんですが、なかなかチームショットが作れず、タフショットを打つ形になってしまいました。それがチームの課題といえばそうなのですが、でももっと僕がそのシュートを決めないといけなかったなとも思っています。負けが続いていますが、一つひとつの試合にポジティブにしっかり準備して入ろうとチームで話していて、それが今日の試合の前半のような形で出たことは良かったのかなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 59-78 香川ファイブアローズ
1Q 17-13
2Q 20-13
3Q 8-26
4Q 14-26
スターティングメンバー
#0 横江豊
#8 薦田拓也
#14 クリス・オトゥーレ
#24 鈴木大
#44 グレッグ・マンガーノ
スコア上位
#8 薦田拓也 12点
#14 クリス・オトゥーレ 12点
#88 木村啓太郎 12点
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 10点
リバウンド上位
#14 クリス・オトゥーレ 14本
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 6本
#24 鈴木大 5本
#44 グレッグ・マンガーノ 5本
アシスト上位
#0 横江豊 4本