試合結果 バンビシャス奈良 95-98 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で山形ワイヴァンズと戦いました。
奈良のスターティング5は、#0 横江豊選手、#3 藤髙宗一郎選手、#4 ジョーダッシュ・マブンガ選手、#8 薦田拓也選手、#13 デイビッド・ドブラス選手。
試合はドブラス選手の得点で奈良が先制します。このクォーター、奈良は山形のシュート成功率を38.9%に抑えるディフェンスを見せます。オフェンスではマブンガ選手が3Pシュートを3本すべて決め、11得点をあげてチームを勢いづけます。また、クォーターの締めには#24 鈴木大選手が3Pシュートを決めて、28-18と10点をリードします。
2Qは拮抗した展開になりますが、ドブラス選手のインサイドプレー、#88 木村啓太郎選手、横江選手、薦田選手の3Pシュートが要所で決まり、奈良は常に5点以上のリードを守ります。最後は49-42と7点リードでハーフタイムを迎えました。
後半最初のクォーターで奈良は山形の反撃を受けます。2分を経過したところで、山形の#31 ジャワッド・ウィリアムズ選手のこのクォーター2本目の3Pシュートで52-53と逆転を許します。奈良はすぐにタイムアウトを取り、立て直しを図りますが、山形の勢いを止めることができません。とくに山形 #37 河野誠司選手には4本の3Pシュートを決められてしまいます。奈良は #44グレッグ・マンガーノ選手が9得点で対抗しますが、66-82とリードされて最終クォーターに入ります。
4Q最初のシュートで、決まりこそしませんでしたが藤髙選手が果敢にダンクを狙い、なんとしてもこのクォーターで逆転勝利するというチームの強い意思を見せます。奈良はディフェンスで再度奮起し、このクォーター山形を16点に抑えます。攻めては横江選手、藤髙選手、薦田選手、ドブラス選手と4人が6得点以上をあげるバランスの良いオフェンスを展開します。そして、残り32秒で得たフリースローを横江選手が2本決めて95-95と同点に追いつきます。しかし、次のポゼッションで失点すると、これが決勝点となり敗戦となりました。
カレロHCコメント
前半我々はうまく試合をコントロールできていたと思います。しかし、3Qの最初の数分で流れが変わってしまいました。正しいメンタルで後半に入ることができていませんでした。山形さんのように良いチームは、そういったスキをしっかりとついてきます。今日の試合はここが勝敗をわけることになったと思います。ただし、4Qを迎えるにあたって、選手たち自身がこのままでは終われないという気持ちを見せ、そして終盤同点に追いついたこと、また95点という得点を奪えたことはポジティブなこととして受けとめています。
ドブラス選手コメント
試合の大半の時間、三十数分間は自分たちのやるべきことができていたと思います。しかし、3Q最初の数分間に自分たちの集中を切らしてしまったことが、敗戦につながったと思います。ただし、私は常にポジティブでいようと考えています。今日の試合の中でも良かったところ、良いプレーはたくさんあったので、それを明日の試合でも出すことができれば、明日の試合は勝つことができると思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 95-98 山形ワイヴァンズ
1Q 28-18
2Q 21-24
3Q 17-40
4Q 29-16
スターティングメンバー
#0 横江豊
#3 藤髙宗一郎
#4 ジョーダッシュ・マブンガ
#8 薦田拓也
#13 デイビッド・ドブラス
スコア上位
#13 デイビッド・ドブラス 20点
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 19点
#44 グレッグ・マンガーノ 19点
#8 薦田拓也 13点
リバウンド上位
#13 デイビッド・ドブラス 10本
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 8本
アシスト上位
#0 横江豊 5本
#3 藤髙宗一郎 5本
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 5本
#88 木村啓太郎 4本