試合結果 バンビシャス奈良 74-73 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で熊本ヴォルターズと戦いました。
奈良のスターティング5は、#0 横江豊選手、#3 藤髙宗一郎選手、#4 ジョーダッシュ・マブンガ選手、#8 薦田拓也選手、#13 デイビッド・ドブラス選手。
前日の試合の反省と、フェルナンド・カレロ・ヒルHCの喝もあり、試合の入りからエナジーのみなぎったプレーを見せる奈良の選手。熊本の司令塔 #30 古野拓巳選手に藤髙選手がディフェンスでプレッシャーをかけ、スムーズなゲーム運びをさせません。マブンガ選手も熊本の得点源#8 LJ・ピーク選手をしっかり守ります。オフェンスでは、3Pシュート1本を含むFG3本中3本決め、このクォーターで9得点の#88 木村啓太郎選手が牽引します。21-21の同点で1Qを終えます。
2Qは#21 玉井健介選手の3Pシュートで奈良が先行します。その後はゾーンディフェンスでしっかりと守りをかためながら、試合を進めます。マブンガ選手に代わって、#33 三森啓右選手が熊本のピーク選手をしっかりとマーク。残り3分42秒の場面では、熊本の#24 本村亮輔選手のシュートをブロックするなど、ディフェンスで活躍をみせました。一時6点差をつけられる場面もありましたが、マブンガ選手と薦田選手の3Pシュートですぐに追いつきます。34-38と僅差でハーフタイムを迎えました。
3Q、3分が経過しようとするところでドブラス選手のシュートで41-41の同点にすると、その後一時13点差まで引き離します。ディフェンスでは24秒バイオレーションを奪い、さらに、横江選手がスティールからレイアップシュートに持ち込み、バスケットカウント。ボーナススローも決め、奈良の勢いを加速させる場面もありました。60-54と6点リードして最終クォーターへ入ります。
4Q序盤、シュートがなかなか決まらず、4分経過するころに逆に熊本に6点のリードを許します。しかし、残り4分15秒、木村選手が右コーナーからファウルを受けながらも3Pシュートをヒット。フリースローもしっかりと決めて4ポイントプレーにつなげ同点にします。ここから一進一退になりますが、残り1分を切ったところで木村選手が今度はドライブからシュートを決め73-71と一歩リードします。このリードを守りきり、今シーズンのホームでの初勝利をもぎ取りました。
カレロHCコメント
昨日の試合と変わって、選手からエナジーを感じました。ディフェンスでは試合を通して集中を切らすことがなく、熊本の選手たちもスコアするのが大変だったと思います。あとは決めるべきフリースローを決めることができていれば、もう少しリードをして勝つことができたとは思います。とはいえ、ホームでの初勝利という大きな勝利をチームとしてあげられたのはとても良かったと思います。
木村選手コメント
昨日の良くない負け方を受けて、今日は最初からもっと気持ちを出していこうよとカレロHCから喝を入れられたこともあって、昨日よりもずっと良い形で試合に入ることができました。それが勝利につながったと思います。
個人的には、今日の試合から出番に備えて試合中ずっとベンチ横で体を温めるように変えたんです。今季は1Qの残り2分きった頃に出るのがわかってきたので、そこから逆算してアップするようにしました。それが上手くいって、今日は試合に出てすぐに体がよく動いてくれました。今季なかなかできなかった、僕の良さでもある、ドライブも何本かいいものを出せました。もっと早くやっておけばよかったですね(笑)。
試合結果
バンビシャス奈良 74-73 熊本ヴォルターズ
1Q 21-21
2Q 13-17
3Q 26-16
4Q 14-19
スターティングメンバー
#0 横江豊
#3 藤髙宗一郎
#4 ジョーダッシュ・マブンガ
#8 薦田拓也
#13 デイビッド・ドブラス
スコア上位
#13 デイビッド・ドブラス 17点
#88 木村啓太郎 15点
#8 薦田拓也 14点
#0 横江豊 12点
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 12点
リバウンド上位
#13 デイビッド・ドブラス 19本
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 11本
#8 薦田拓也 10本
アシスト上位
#13 デイビッド・ドブラス 5本
#88 木村啓太郎 3本
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 2本
#8 薦田拓也 2本