試合結果 バンビシャス奈良 90-79 青森ワッツ
バンビシャス奈良は、むつマエダアリーナで青森ワッツとのアウェー戦を戦いました。
奈良のスターティング5は、#0 横江豊選手、#3 藤髙宗一郎選手、#8 薦田拓也選手、#13 デイビッド・ドブラス選手、#44 グレッグ・マンガーノ選手。
1Q、ドブラス選手のインサイド、藤髙選手のペイントアタックなど、奈良が得点を重ねますが、青森の#23 マイケル・クレイグ選手に14点を許すなど、ディフェンスで苦戦。奈良は流れが悪くなったところで最初のタイムアウトを取ると、#4 ジョーダッシュ・マブンガ選手がコートイン。鮮やかなスピンムーブでプロ初得点するなど、青森の勢いを弱めることに成功します。序盤の青森の得点が響きこのクォーターは16-25で終えます。
2Qはマブンガ選手のエナジーがさらに奈良の勢いを加速させます。#23 種市幸祐選手や#24 鈴木大選手の3Pシュート、#88 木村啓太郎選手が青森#44 伊藤大和選手からトラベリングを奪うなど、一時29-29と同点に追いつきます。しかし、オフィシャルタイムアウトを挟んで青森に再び10点差まで開かれてしまいます。そこから、ドブラス選手のルーズボールへのダイブから得たフリースローや、藤髙選手のリバウンドからの薦田選手のファストブレイクでの得点などで一気に盛り返し、40-41と1点差でハーフタイムを迎えました。
後半序盤は点の取り合いになりますが、薦田選手の3Pシュートを皮切りに、藤髙選手のスティールからのワンマン速攻でのダンク、マンガーノ選手の得点などで逆転し、徐々にリードを広げます。このクォーター、藤髙選手からドブラス選手への”アメージング”なアシスト2本もひかります。66-55と11点リードして3Qを終えます。
最終クォーター、青森の反撃を受け5点差まで追い上げられる場面もありましたが、その流れを断ち切るように要所で薦田選手が3Pシュート2本を沈めます。最後は横江選手、木村選手が試合をうまく締め、90-79でシーズン2勝目をあげました。
奈良はアシストが24本(4選手が4本、2選手が3本)と11本の青森の倍以上を記録。9選手が得点するなど、ボールをシェアすることでどこからでも点を奪えるオフェンスを展開できたことが勝利につながりました。
マブンガ選手のプロデビュー戦は、14点・7リバウンド・3アシスト・1ブロックショット・1スティールを記録しました。
カレロHCコメント
青森さんは外国籍選手が2人しかプレーできない状況で、コート上の5人全員がアウトサイドの選手という時間が長く、我々のインサイドの選手が彼らを守るのは難しくなるだろうということはわかっていました。クレイグ選手に30点は許しましたが、日本人選手の層が厚いことも試合を難しくしました。勝つことはできましたが、明日に向けて修正すべき点はあります。
今日がプロデビューのマブンガ選手は、まだ若いので試合中のパフォーマンスにアップダウンはあります。ですが、ポテンシャルは高いので、これからの活躍に期待しています。
試合結果
バンビシャス奈良 90-79 青森ワッツ
1Q 16-25
2Q 24-16
3Q 26-14
4Q 24-24
スターティングメンバー
#0 横江豊
#3 藤髙宗一郎
#8 薦田拓也
#13 デイビッド・ドブラス
#44 グレッグ・マンガーノ
スコア上位
#44 グレッグ・マンガーノ 23点
#13 デイビッド・ドブラス 19点
#8 薦田拓也 16点
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 14点
リバウンド上位
#13 デイビッド・ドブラス 12本
#4 ジョーダッシュ・マブンガ 7本
#44 グレッグ・マンガーノ 7本
アシスト上位
#0 横江豊 4本
#3 藤髙宗一郎 4本
#44 グレッグ・マンガーノ 4本
#88 木村啓太郎 4本