試合結果 バンビシャス奈良75ー101滋賀レイクスターズ
奈良のフェルナンド・カレロ・ヒルHCと滋賀のルイス・ギルHC、保田尭之ACは昨シーズンまで、佐賀バルーナーズを共に率いていた仲。激しいディフェンスから速いバスケットという、お互いのやりたいことがわかっている中での1戦は、その狙い通りのバスケットが展開されました。
奈良は#3藤髙宗一郎選手が不在、#13デイビッド・ドブラス選手は合流前、#5コーリー・ジョンソン選手は合流間もないためベンチには入りましたが出場せず、チームに高さがない中で、ガード陣が相手のボールマンにディフェンスでプレッシャーをかけ続けました。インサイド陣も#44グレッグ・マンガーノ選手がゴール下やアウトサイドシュート、#33三森啓右選手も相手外国籍選手を身体を張って守り、チーム一丸で戦いました。
奪ったボールをうまくつないで、フリーの選手に3Pシュートを打たせ、チームで試合合計10本を決めました。中でも#9板橋真平選手と#23種市幸祐選手はそれぞれ3本、#8薦田拓也選手は2本の3Pシュートを決めるなど、オフェンス・ディフェンスともに活躍。#9板橋選手は後半だけで11得点をあげ、この試合のMIPとなりました。
プレシーズンゲームの初戦ということもあり、ミスからの失点が多く敗戦しましたが、今シーズン目指しているバスケットの良い部分と課題が見えた試合となりました。
フェルナンド・カレロ・ヒルHCコメント
プレシーズンゲーム初戦でミスも多く、改善すべき点も多く見えたが、選手はよく動けていたと感じている。
相手はB1チームで外国籍選手も2名出場という中、我々のチームは藤髙選手が不在、ドブラス選手が合流前、コーリー選手も合流3日目でケガのリスクがあり出場させないという判断を私がした状況で、今日出場した選手は、アグレッシブなディフェンスを1試合を通してよくできていた。
オフェンスも良いスペーシングから、みんなでボールを動かしてシェアするバスケットボールができていた。
良い試合が経験でき、これからもっと良い方向に進んでいけるのではないかと感じた。
板橋真平選手コメント
ヘッドコーチから、今日の試合はあまり得点は気にせず、自分たちがやってきたディフェンスをやろうと言われていたんですが、試合序盤は滋賀さんのほうがディフェンスがアグレッシブで、自分たちのやりたいディフェンスが出せませんでした。後半は自分たちの激しいディフェンスができたのでよかったなと思います。
MIPになりましたが、ミスが多かったのでそれを修正していかないといけないと思っています。僕も含めチーム全体でまだオフェンスがうまくいってないところがあるので、反省して次はもっとうまくやりたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 75-101 滋賀レイクスターズ
1Q 14-32
2Q 18-17
3Q 22-24
4Q 21-28
スターティングメンバー
#0 横江 豊
#8 薦田拓也
#23 種市幸祐
#44 グレッグ・マンガーノ
#88 木村啓太郎
スコア上位
#44 グレッグ・マンガーノ 19点
#8 薦田拓也 13点
#23 種市幸祐 12点
#9 板橋真平 11点