2019-20シーズン 財務課題の進捗・今後の取組み
いつも、バンビシャス奈良を応援頂きまして、誠にありがとうございます。
財務課題の進捗・今後の取組みについて、本日、記者会見を開催させて頂きました。
Bリーグのクラブライセンス交付規則には純資産基準があり、 バンビシャス奈良は「B2クラブライセンスを維持」するために、2020年6月決算で債務超過を解消する必要があります。
ライセンス判定が3月初旬に行われるため、2020年2月末時点での実績をもとに審査されます。
バンビシャス奈良は、2018-19シーズン決算で債務超過が約40百万円残っており、この解消が2019-20シーズンの財務課題になっています。
■2019-20シーズン バンビシャス奈良の財務課題に対する解消方法
① 増資による資本増強
・40百万円の増資による資本増強
② 収支改善による黒字維持
・トップパートナー不在などによる売上減少分のリカバリーのため各事業の収支改善を図る
債務超過の解消、減収に対する必要なリカバリー額は、約70百万円
■現在の進捗
① 増資による資本増強
→30百万円を超える進捗あり
増資については、30百万円を超える引受の応諾をいただいております。
また、ご返答待ちや今後ご相談させて頂く先もあり、引き続き、増資目標40百万円のクリアに努めてまいります。
② 収支改善による黒字維持
→10百万円程度の改善をしているが、さらに20百万円の収支改善が必要
全体で10百万円程度の改善をしているが、トップパートナー不在などの減収を埋め切れておらず、残り20百万円の収支改善が必要。
■今後について
期初の課題として、債務超過とスポンサーの減収と合わせ約70百万円のリカバリーが必要でしたが、増資と収支改善で50百万円まで積みあがってきました。
B2クラブライセンスを維持するために、2020年2月末までに、残り20百万円の収支改善を達成していくことが今シーズンのこれからの課題となっております。
20百万円の収支改善に向けて、全社を挙げて全方位で進めており、トップパートナー獲得などのスポンサー収入、チケット収入、グッズ収入、スクール収入、ふるさと納税他での改善に取組んでまいります。
レギュラーシーズンも中盤戦を迎えます。
特にチケットの販売、集客に向けて様々な企画を実施していきます。
実績の審査を受けるにあたり12/11~3/1のホームゲームまで12試合が重要になります。
多くの皆さまにご来場いただくことで黒字を維持し、そして債務超過の解消を実現して、B2クラブライセンスを維持してまいります。
バンビシャス奈良に関わる全ての人に価値を提供し、地域の発展を目指して今後も活動してまいりますので、引き続きご協力、ご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
株式会社バンビシャス奈良
代表取締役 加藤 真治