2019-20 バンビシャス奈良の経営課題およびシーズンコンセプトについて
バンビシャス奈良は2019-20シーズンで、創設7年目のシーズンを迎えます。
これもひとえに、当クラブを応援いただくすべての皆さまのおかげであり、心より感謝申し上げます。
■2018-19シーズン経営状況
Bリーグのクラブライセンス交付規定により、3期連続赤字決算のクラブには、シーズンの成績に関わらずB2のクラブライセンスが交付されません。
バンビシャス奈良はBリーグが発足し2期連続の赤字を計上しており、2018-19シーズンの決算において赤字になるとB2のクラブライセンスが交付されないという状況でした。
このような中、多くの皆さまのご協力のもと、チケット、グッズ、企業協賛など、すべての部門で増収となり、クラブ創設以来初となる単年黒字化を達成致しました。
誠にありがとうございます。
■2019-20シーズン経営課題
Bリーグでは、クラブライセンスの財務規定として、債務超過でないことが挙げられます。B2クラブにおいては、Bリーグがスタートしてから4シーズン目までの解消しなければいけない規定になっています。
バンビシャス奈良は、2018-19シーズンの決算において4500万円規模の債務超過が残っており、4期目に当たる2019-20シーズンの今期中に債務超過を解消しなければいけません。
収支改善による黒字と資本増強による財務基盤の改善を図り、バンビシャス奈良は、健全なクラブ経営へむけて、更なる財務改善に努めてまいります。
■2019-20シーズンコンセプト
昨シーズン、バンビシャス奈良は「共鳴」をコンセプトに活動してまいりました。
選手のプレーを観た人に感動を届けられるような試合、来られた人にワクワク感を感じていただけるようなホームゲーム会場づくり、子供たちと選手との触れ合いをつくる学校訪問など、バンビシャス奈良に関わる方々に価値を感じていただけるように活動してまいりました。
赤字経営が続いていたという厳しい状況の中、お客様が知り合いのお客様を呼んでホームゲーム会場に来て下さいました。
今シーズンも「共鳴」をコンセプトに、バンビシャス奈良を応援していただいているみなさまにたくさんのHAPPYを届け、そのHAPPYがその先にいる人にも届くような「共鳴 」を起こし、地域にHAPPYが広がっていく活動を行っていきます。
バンビシャス奈良が目指すのは、地域に真に必要とされ、関わる方に愛される100年続くクラブです。
多くの皆さまと繋がり、皆さまと共に成長して参りたいと思います。
2019-20シーズンもご支援、ご声援の程宜しくお願い致します。
株式会社バンビシャス奈良
代表取締役 加藤 真治