試合結果 バンビシャス奈良 67-81 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で山形ワイヴァンズと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、序盤はジマーマン選手のゴール下、ハインズ選手のステップバックスリー、林選手のドライブなどで競り合いになりますが、以降ディフェンスリバウンドが取れず、山形にセカンドチャンスポイントを多く与えるなど、12点のランを許してしまいます。速攻での#7 古牧昌也選手のレイアップで山形の流れを断つと、#11 キャメロン・ジャクソン選手のバスケットカウントからの3点プレー、ハインズ選手の3Pシュートなどで追い上げ、終盤にジャクソン選手のスキップパスから#20 石井峻平選手がスリーを決めて、22-30で最初のクォーターを終えました。
2Q、開始早々に古牧選手が3Pシュートを決め、さらに高い位置での#88 中谷衿夢選手のスティールから古牧選手がB2通算2,000得点となるレイアップを成功させたことで、一時3点差まで盛り返します。しかし、このクォーターを通して、お互いにフィールドゴール成功率が30%台と守り合いとなった中で、奈良は、山形のシュートを落とさせるものの、続くオフェンスリバウンドを取られてしまい、なかなか追い上げることができません。離されそうになるところで、ジマーマン選手の3Pシュートやハインズ選手のジャンパーで食らいつき、最後はジマーマン選手のブザービータースリーで、35-44とひと桁差に押し戻しました。
3Q中盤までは、奈良が得点を伸ばせない中、山形に2本の3Pシュートを決められたこともあり、ビハインドが14点となりました。ここで、代わって入った #1 大塚勇人選手が、ハインズ選手のピックを使って3Pシュートを決めてリズムを変えます。続いて、古牧選手のアシストから林選手がクイックでスリーに成功し、さらにジャクソン選手のスティールからの速攻で、ハインズ選手がダンクを決めるなど、一気に8点を返しました。以降も、山形の反撃を受けつつも、ハインズ選手が2本の3Pシュートに加えて、古牧選手のオフェンスリバウンドを受けたジャクソン選手のアシストに走り込んでの2本目のワンハンドダンクを叩き込み、流れを奈良に引き込んで、56-59と3点差に詰め寄りました。
前のクォーターの勢いそのままに、逆転を期して入った4Qでしたが、開始から山形に2本の3Pシュートを返されてしまいます。それでも諦めることなく、攻める姿勢をみせ、ジャクソン選手がゴール下から、中谷選手がドライブで得点するものの、全体のシュート成功率が上がりません。また、ここで山形得意の3Pシュートをさらに2本決められてしまうと、流れを取り戻すことができず、67-81で敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
山形のディフェンスが昨日よりだいぶ強くなったことによって、オフェンスで我々の意図するプレーができずに、ストレスを溜めて、タフショットになってしまいました。そういう時に、個人でやってしまうという、我々の悪いパターンが出てしまったなと。ここ最近はそういう悪い時間が短くなってきたんですが、今日は長くなってしまいました。ディフェンス面は、途中踏ん張ったことで、3Qが終わった段階で3点差まで詰めていけたと思います。ただ、今日の大きな敗因は、やはりリバウンドだと思います。相手のミスショットのディフェンスリバウンドを取り切れなかったことが、相手の思い切りのいいショットつながっていました。
シャキール・ハインズ選手コメント
オフェンスがうまくいかなかったなと思っています。試合中になんとか修正しようと試みたんですが、なかなか自分たちのオフェンスがのっていきませんでした。ディフェンスはがんばっていたんですが、相手にズルズルとリードを広げられて負けてしまいました。
試合結果
バンビシャス奈良 67-81 山形ワイヴァンズ
1Q 22-30
2Q 13-14
3Q 21-15
4Q 11-22
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 22点
#11 キャメロン・ジャクソン 12点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 8本
#9 スティーブン・ジマーマン7本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 6本
#88 中谷衿夢 3本