試合結果 バンビシャス奈良 72-60 山形ワイヴァンズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で山形ワイヴァンズと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、ハインズ選手のアタックでの先制点から、6点のランで序盤から奈良が主導権を握ります。小林選手のスリー、ハインズ選手からジマーマン選手へのハイローのあわせ、林選手がディフェンスを押し込んでからのジャンパーなど、多彩な攻めで得点を積み上げれば、ディフェンスでは山形のフィールドゴール成功率を20%台に抑えて点差を開いていき、19-11とリードしました。
2Q序盤は、#11 キャメロン・ジャクソン選手の独壇場となります。開始早々バスケットカウントを決めると、すぐに3Pシュートも成功させます。ハインズ選手のステップバックジャンパーを挟んで以降も、ゴール下を制圧し、このクォーターだけで12得点をあげました。また、このクォーターも山形のシュート成功率を40%以下に抑えます。#14 坂口竜也選手もディフェンスで奮闘し、残り2分のところでスティールからそのまま持ち上がり、ビハインドザバックで林選手のレイアップをアシストしました。41-26と奈良が大きくリードしてハーフタイムとなります。
3Qの開始から、ハインズ選手の3Pシュート、ハインズ選手からジマーマン選手へのハイロー、林選手のジャンパーの6連続得点で、22点までリードを広げます。しかし以降は、奈良のシュート確率も上がらず、我慢の時間帯となりました。山形にも確率の良いシュートは打たせませんが、それでも8連続失点を喫します。終盤に、林選手がステップバックのジャンパーを決め、さらに林選手のディフェンスリバウンドからの速攻を#88 中谷衿夢選手がフィニッシュし、54-40で最終クォーターに臨みます。
4Q、先に山形に5連続得点を許しますが、ジャクソン選手のアシストから #7 古牧昌也選手がコーナースリーを返し、さらに速攻でジャクソン選手がバスケットカウントして、悪い流れを断ちます。その後、小林選手の3Pシュートを皮切りに、小林選手からハインズ選手への2本のアシストというコンビネーションを挟んで、ジマーマン選手のレイアップという9点のランで試合をほぼ決し、72-60でホーム5連勝を達成しました。
小野秀二HCコメント
試合前は、リーグで最も3Pシュートの試投数が多いという山形の強みを消そうと話しました。とくに前半は、チームディフェンスが機能して、山形のフィールドゴール成功率をだいぶ抑えることができました。後半も、点差が開くと少し気が緩むものなのですが、いい形で入ることができたと思います。それでも、何回かは、山形にいい形を作られることがありました。その時は、ボールを上手く動かせない、我々のあまり良くないところが出ていたと思います。我々が最近勝てているのは、オフェンスに非常に連動性が出ていることも要因の一つなんですが、それが今日の終盤にも出せたと思います。
また、坂口が、出場6分の中で、身体を張った非常に献身的なディフェンスをして、スティールもして、ファストブレイクのアシストも決めてくれました。それで、ベンチも盛り上がりましたし、また違う選手が出てきてくれたなと思いました。
坂口竜也選手コメント
負けられない試合が続く中、前節1勝1敗だったんですが、連敗することなく、まずは勝ちきれたことが良かったと思います。今日は勝ち試合でしたが、どんな状況でも、それに応じたプレーを僕はし続けなければいけないと思っていますし、チームにもっといい影響を与えられるようにがんばりたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 72-60 山形ワイヴァンズ
1Q 19-11
2Q 22-15
3Q 13-14
4Q 18-20
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 17点
#44 シャキール・ハインズ 17点
#9 スティーブン・ジマーマン 11点
#6 林瑛司 10点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 15本
#11 キャメロン・ジャクソン 8本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 8本
#0 小林遥太 4本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本